『古代ギリシャ 女神アテナ テトラドラクマ フクロウ銀貨』
・発行年 紀元前440〜紀元前404年
・発行枚数 不明
・素材 銀
・直径 約25mm
・重量 約17g
・表面 女神アテナの肖像
・裏面 フクロウ、オリーブ、三日月、AOEの文字
古代ギリシャで使われていた、女神アテナの肖像とフクロウが描かれたテトラドラクマ銀貨
通称「フクロウ銀貨」と呼ばれている、とても人気の高い古代コインになります。
まだこの時代の製造技術が発達途上であったこともあり、綺麗な円形でないコインが多いですが、
価値が高いとされるのは形が円形に近く、刻印がコインに収まっているものになります。
表面に描かれているのは、アテネの守護神である女神アテナがたてがみの付いたヘルメットを被っている
デザインです。鼻などが切れることなくコインに顔がすべて収まっているものはとても希少です。
また裏面には、フクロウとオリーブ、三日月、さらに「AOE」という文字が刻まれています。
こちらもすべて収まっているコインは評価が高く高価で取引されております。
フクロウは女神アテナの使いであり、オリーブと三日月はアテネの象徴で、
「AOE」はΑOΗΝΑΙΩΝの略で、「アテネ」を表しています。
フクロウ銀貨は教科書にも登場するほどの有名な古代コインであり、
かつ枚数がほかの古代コインに比べると多く、比較的手に入りやすいことや、
素朴なフクロウのデザインが可愛らしいなどの理由から、フクロウ銀貨から収集を始める方も多いです。
古代コインゆえに偽物も多く出回っているコインの1枚でもありますので、このコインのように
鑑定済のしっかりと希少性のあるコインを手にしたい方へおすすめのコインになっております。
古代コインの魅力を感じていただける1枚です。
NGC鑑定品
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