「古代エジプト プトレマイオス王朝」 最大金貨 PTOLEMY III世 紀元前 221〜紀元前204年発行
古代ギリシャコイン(この当時エジプトは古代ギリシャ治世)を通じて最も大型の金貨オクタドラクマ(8ドラクマ)金貨です。
紀元前3世紀のエジプト王朝最大の金貨で博物館ピースと呼ぶに相応しい大型金貨でその重量は27.84gも有ります!
金貨の標準カタログFriedberg のANCIENT GREECEの項目では全部で9種類のオクタドラクマ金貨がリストされていますがそのどれもが希少性の高い金貨です。
このリスト9種類の中には現存一枚しか確認されていないFr-552番も含まれその全部を完全収集する事はほぼ不可能と思われます。
またこのオクタドラクマ(8ドラクマ)金貨は額面が大き過ぎて日常の買い物には適していなかったと言われ国王の軍資金貯蔵の目的で制作されたとされている。
この古代金貨の重量単位は後のダカット金貨に影響を及ぼしたようで(27.77÷8=*3.46g) *1Ducat=3.46g~
ほぼ正確に8Ducats 金貨の重量と等しくスペインの8Esucudos とも同様の金貨重量です。
◎鑑定結果は:AU (準未使用品鑑定)その上芸術的制作貨幣に特記されるFine Styleが鑑定されている。Fine StyleはNGC社の上級鑑定記号で滅多に付与されない。
★コインに描かれているのは王冠を被ったキング.オブ.エジプトPTOLEMY III世とトライデント(三叉矛)反対面は豊穣のシンボル.コーヌコピア(豊穣の角)とレジェンドが描かれています。
こちらのコインは時代ニセを含む模造品が多く鑑定済み品は真贋の問題をクリアしているばかりでは無く既にグレードが確定していて世界中共通の価値が保証されている。
なお悲劇の最後をとげたクレオパトラ7世はこの古代エジプト「プトレマイオス朝」の最後の女王で有る。
NGC鑑定品
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