『東ローマ帝国 ゼノン ソリダス 金貨』
【表面】 ゼノン1世正面像
【裏面】 冠と十字架を持つ天使
【サイズ】 約20mm
【重量】 約4.46g
【発行枚数】 不明
【金品位】 約98%
【グレード】 AU strike5/5 surface 1/5
東ローマ帝国皇帝 ゼノン
先代皇帝レオ2世の後見役だったが、レオ2世の突然の死後、東ローマ帝国 皇帝に即位しました。
即位から3ヶ月後、身内の反乱により帝位を追われてしまいます。
それからまた7ヶ月後、軍勢を率いて攻め寄せ倒し、皇帝に復位にと何かと忙しい皇帝でした。
民衆からの人望は終始薄く、人気集めのばらまき財政を続けたため、周りからはさらに憎まれ、
生きたまま棺に納められるという散々な最期を遂げました。
謀反や陰謀が渦巻く時代であったため、現代の歴史書にはこのような散々な事しか書いていないが、
実は「皇位にあるまま生涯を終える事に成功した」とても珍しい皇帝でもあります。
逆にいえば謀反や陰謀を掻い潜る力と精神を兼ね備えた、とても優秀な皇帝だったのではないかと推測されます。
注目すべきところは、市場にはまず出回らない『ゼノンのソリダス金貨』であるところと、
この極端なグレーディング、 strike5/5 、 surface1/5であるところ。
とても珍しいグレーディングで彫りは5点、状態は1点と、これこそ『歴史のロマン』を感じる古代金貨らしい,
古代金貨となります。
古代コレクションにうってつけの逸品です。
NGC鑑定品
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