『1978年 チェコスロバキア 2ダカット金貨 カレル4世=カール4世没後600年』
・発行年:1978年
・発行枚数:不明
・素材:金
・重量:約7g
・直径:約25mm
・表面:カレル4世座像
・裏面:チェコスロバキアの国章
カレル4世の死去600年後の1978年に発行された2ダカット金貨になります。
カレル4世はルクセンブルク家出身の神聖ローマ皇帝(在位1347〜78)
大空位時代ののち,ベーメン王(在位1346〜78)から皇帝となり、家領拡大政策を積極的に展開し、王権の基礎の強化に努めていました。
在位中,本拠地ベーメンの経済・文化を高め,1348年には帝国内最初の大学としてプラハ大学を設立。プラハ大学はパリ大学に次ぐ学問の中心となりました。
そして1356年に発布した金印勅書で七選帝侯を確定しましたが,その後これが帝権の弱化を招いてしまいました。
彼は中世後期の皇帝のなかで、きわめて個性的な統治を行った支配者であるが、その治世については歴史的評価が分かれています。
このメダルの発行年である1978年は彼の死の600年祭にあたり、死去600年を記念して発行されました、さらに彼の業績の再検討が活発に行われ、多数の学術的研究が刊行されています。
歴史的評価が分かれているにも関わらず、死去600年を記念するメダルが発行されるカレル4世、それだけからの業績に注目が集まっていることがお分かりいただけると思います。
さらに鑑定数全28枚の内、このコインの一つ上のMS69はたったの1枚のみ、
このMS68鑑定は第2番目の極めて高鑑定の1枚になります。
NGC鑑定品
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