『マケドニア王国 フィリッポス2世 ステーター金貨』
・発行年数:紀元前359年〜336年
・発行枚数:不明
・素材:金
・重量:8.61g
・表面 :右向きの月桂冠を被ったアポロ神
・裏面 :右向きビガ(古代戦車)
紀元前金貨のアレキサンダー大王の父親であるフィリッポス2世のスターテル(ステーター)金貨。
暗黒時代といわれた約400年の間に鉄器の使用などが普及し、前800年頃からはギリシア本土に人々の集住が進行し、ポリス(都市国家)が形成されました。
そのポリスの一つであるテーベ(テバイ)で人質としてすごし、そこで重装歩兵密集部隊戦術を学び、ペロポネソス戦争後のギリシアの混乱に乗じてギリシア本土に侵攻することでギリシア北方の後進国であったマケドニアを強国に育てた。
フィリッポスはペルシア遠征の準備を進めていた紀元前336年、娘の結婚式場でパウサニアスという側近の護衛官に暗殺されてしまうという最期であったそうです。
さらに暗殺犯の、パウサニアスの動機が同性愛からの恨みと言われており、王族同士の血なまぐさい争いが日常茶飯だった世界では、王の暗殺すら突出した出来事ではなかったそうです。
そんな歴史的背景があるフィリッポス2世のスターテル(ステーター)金貨、
古代コインで投資コインとしてとても価値あるCh AU Strike: 5/5 Surface: 4/5鑑定。
同タイプのコインではNGCで一枚の鑑定となっており、希少性を兼ね揃えた大変貴重なコインになっております。
NGC鑑定品
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