■1655年 オーストリア 6ダカット金貨 ザルツブルグ大聖堂
この金貨は、オーストリアで発行された希少な大型6ダカット金貨です。
コインの外観表面に、ザルツブルグ大聖堂が繊細にデザインされ、裏面には、天秤を軸に王家の紋章がデザインされています。当時の6ダカットは、記念金貨としてしか発行がなかったとされています。
また、皇帝や国王への献上品や皇帝や王家に仕えている一部の貴族しか手に入れる事ができませんでした。
よって一般で使用される金貨ではありませんでした。この金貨も国王や皇帝への献上品として発行されたようです。
ザルツブルグ大聖堂は、1598年に火災で焼失してしまい、1614〜1628年に再建されました。このコインが発行された1655年に正面の2つの塔が取り付けられました。
コイン発行は、その再建記念発行金貨とされています。
極めて参考文献も少ないのですが、発行枚数は少ない事は確認されています。
同コインのNGC社での総鑑定枚数は、このMS62 評価の本コインの1枚のみとなっています。
・発行枚数:-
・材質:金
・重量:20.7g
・金品位:98.6%
NGC鑑定品
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