■1846年 ドイツ神聖ローマ帝国 プロイセン王 フリードリヒ・ヴィルヘルム4世金貨
この美しいデザイン共に貴重なコインは1846年にドイツ(神聖ローマ帝国)で発行された金貨になります。
コインの外観は、表面に主君者であるプロイセン王リードリヒ・ヴィルヘルム4世が大変繊細にデザインされており、裏面には、王冠を付けた鷲が荒々しく施されている仕上がりとなっています。
鷲をデサインしたコインはアメリカ合衆国クオーターコインをイメージされると思いますが、神聖ローマ帝国(ドイツ)コインでは大変貴重な珍しい品とされています。
このコインの発行当時、主君者であったリードリヒ・ヴィルヘルム4世は、民主化運動に対して反動勢力の中心となり、欽定憲法を制定して上からの近代化を推し進めていました。
ある程度国民に歩み寄る姿勢は持っていたものの、中世的な王権に憧れて時代錯誤な君主観を示してしまった為に、「玉座のロマン主義者」と呼ばれていました。また、容姿から「ひらめ」ともあだ名されています。
この事から見て、コイン発行前後の時代背景として、近代化が進む時世であえて中世の古き良き時代に戻そうとするリードリヒ・ヴィルヘルム4世の姿勢がこの中世コインを思わせるデザインの1枚のコインに表れているのではと思われます。
そんなリードリヒ・ヴィルヘルム4世の思いが詰まった古き良き時代を感じさせる本コインを手元に是非コレクション出来るチャンスです。
・発行枚数:-
・材質:金
・重量:13.3630g
・直径:-
・金品位:90.3
NGC鑑定品
※商品管理、セキュリティの関係上スラブナンバーは非公開とさせて頂いております。
詳細を確認されたい方は、お問い合わせフォームよりご連絡をお願い致します。